.

冬至の駅の

 

 

冬至の昼の

 

黒と呼ぶには弱弱と

であるからこそ饒舌なる

 

そのひと並び

ずらりと影

 

 

 

 

はかない袋の中には砂利

 

やぶれてまじりて地の砂利と

 

袋の中にある時は何らかの意味でくくられていたのだろうけれど

もはや

それとこれとの区分なき

その明るさとほの悲しさと

 

 

 

 

同類を得てこそ

ひとつでは際立たなかったものが何らかの意味を持つこともあり

 

太さの異なる三本のパイプの

その調和と異化の左折れなる直線の

 

 

 

 

同類とは

同じ規格において横ならびにされことを予定しつつ

それは同時に

人工照明の均質の晴れがましさを受け入れることでもあろうかと

いちごオーレやバナナオーレ

 

 

 

 

言葉であらわせば小石

もしくは砂利

 

そのひとからげの中に

それぞれの形や履歴

同じきものはひとつとて無く

 

世の役に立っていますよと

つまりは機能やら意義やらのくくりに言いおさめられつつも

 

なお

冬至の影

 

弱弱と

それぞれに

 

 

 



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