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寄稿 ミラノでの展覧会、最終日。

イタリア・ミラノでの展覧会
公式グッズとして展示販売。

この展覧会もいよいよ終了。

遠藤京子氏からの寄稿をご紹介申し上げる。



テレビではいつもミラノというとドゥオーモの建物を映し出す。
コマーシャルでもその場面が何回も出る。
そのたびにレアーレ美術館でワタシの作品は沢山の人に見られているのだと思うと
あらためて世界はひとつだと感じてしまう。
何回かイタリアの友達から「見たよ」とメールが来る。
そのあとでいつイタリアに来るの?
の連発でその時カップを買うという。
ホントかな?
それがイタリア人。
知り合いを大事にする、すべてが友達で成り立っているといっても過言ではない。
それだから私も友達を利用していろいろ仕事をしてきた。
イタリア人はいい加減だと言われているけれど、この国の人たちにも情がある。
情や四季は 日本人の専売特許だと思っている人が多いが
昨今イタリア人ほど情が濃い民族が他にあるだろうか?
歴史的にはかなりの種類の民族が混ざりあっているから、
よけいに他者との付き合い方を知っていて
思いやりが熟成しているのだろう。
ひとつ証拠をあげるとす れば、「なんにも用がないんだよ」との言い回しがある。
その言葉をいって長々と電話でお喋りをはじめるのだ。
つまり結構人を気遣ってなにげに慰めの電話 だったり、
安否を確かめる電話だったりする。
そうして自分なりの関係網を張り巡らしてゆく。
それはもちろん仕事に結びつく、いや結びつけるのだ。
友達をフルに利用もするが、自分も利用されていることが
彼らの自慢でもあるのだ。
そんなわけで昨日イタリアからメールあり。
君の天使のカップ私が売ってあげるからね、と。

         by  遠 藤 京 子


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