遠き日へと、ロルカ。
自らの葉の茂り、その陰に、
咲くことの盛りを迎え、花。
さて、今週から一気に忙しくなる気配。
愛誦の詩。
二十歳の頃の自分へのレクイエム。
◇
きこりよ
ぼくの影をきりおとせ
実をむすばぬ自分を
見ることの苦痛から
ぼくをときはなせ
鏡 鏡 鏡のあいだに
どうしてぼくは生まれたのか
ぼくをめぐって日はぐるぐるまわる
夜は星々の一つ一つに
ぼくをうつして見せる
自分を見ないで
ぼくは生きたい
アリのむれがぼくの葉っぱで
ほそいわた毛がぼくの鳥で
あるような夢が見たい
きこりよ
ぼくの影をきりおとせ
実をむすばぬ自分を
見ることの苦痛から
ぼくをときはなせ
(『枯れたオレンジの木のシャンソン』ガルシーア・ロルカ詩集 長谷川四郎訳)
ぼくの影をきりおとせ
実をむすばぬ自分を
見ることの苦痛から
ぼくをときはなせ
鏡 鏡 鏡のあいだに
どうしてぼくは生まれたのか
ぼくをめぐって日はぐるぐるまわる
夜は星々の一つ一つに
ぼくをうつして見せる
自分を見ないで
ぼくは生きたい
アリのむれがぼくの葉っぱで
ほそいわた毛がぼくの鳥で
あるような夢が見たい
きこりよ
ぼくの影をきりおとせ
実をむすばぬ自分を
見ることの苦痛から
ぼくをときはなせ
(『枯れたオレンジの木のシャンソン』ガルシーア・ロルカ詩集 長谷川四郎訳)
