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遠き日へと、ロルカ。

 

自らの葉の茂り、その陰に、
咲くことの盛りを迎え、花。

さて、今週から一気に忙しくなる気配。



愛誦の詩。
二十歳の頃の自分へのレクイエム。


きこりよ
ぼくの影をきりおとせ
実をむすばぬ自分を
見ることの苦痛から
ぼくをときはなせ

鏡 鏡 鏡のあいだに
どうしてぼくは生まれたのか
ぼくをめぐって日はぐるぐるまわる
夜は星々の一つ一つに
ぼくをうつして見せる

自分を見ないで
ぼくは生きたい
アリのむれがぼくの葉っぱで
ほそいわた毛がぼくの鳥で
あるような夢が見たい

きこりよ
ぼくの影をきりおとせ
実をむすばぬ自分を
見ることの苦痛から
ぼくをときはなせ


(『枯れたオレンジの木のシャンソン』ガルシーア・ロルカ詩集 長谷川四郎訳)



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